今週の飛躍 (9)

斎藤秀雄(サイトウ・キネン・オーケストラのサイトウ)の言葉で「型に入れ、そして型から出よ」というのがあるらしい。わかりやすくていいですね 入ったことのない近所の喫茶店に初めて入りました。最近オープンしたんですけど、一人客しか受け付けていなく…

今週の飛躍 (8)

髪を整えるときにワックスではなくバームを使うのが流行っているとのことで試してみた。洗うときにすぐ落ちる、ワックスと違って成分が良く余った分はハンドクリームとして使えるほど、というのが良いところらしい。たしかにワックスは手がベタベタになって…

今週の飛躍 (7)

PayPay で支払うときに無意識に「ペイっペイで」と言っていること、それがどうもちょっと変らしいことがわかりました

今週の飛躍 (6)

一保堂茶舗の緑茶『日月』なんですけど、どうも味が薄いなと若干思っていたんですが、規定量の茶葉をちゃんと使うことでしっかり味が出ることがわかりました。でもこれすごい勢いで茶葉がなくなることないですか? 低温調理器で蒸し鶏ですが、とにかく鶏を拭…

今週の飛躍 (5)

成城石井は店舗面積のわりに買いたいものがないと思い込んでいたが、よく見るとカロリーとお値段から目を逸らしているだけだとわかった。 しかしお値段についてはたとえばクッキーはカフェでいただくよりかなり安く、主にカロリーが問題となっている。 ワイ…

今週の飛躍 (4)

韓国海苔を買いに閉店ギリギリのカルディに向かったところ、閉店時刻になった瞬間にシャッターが降ろされることがわかった。 というわけで買えなかった。 久々に1万ふぁぼを超えるツイートをした 「ゲーム業界がお互い堂々とパクってオッケーというカルチャ…

今週の飛躍 (3)

砂時計を買った。『エンジニアリングマネージャーのしごと』には「TODOリストに書いていないことは一切やらない」とあるが、実際には細々とした作業すべてを都度TODOリストに入れるのは無駄が大きい。そこで Getting Things Done (GTD) の教え「2分以内で済…

『葬送のフリーレン』または『フリーレンによる福音書』

私は『葬送のフリーレン』を『フリーレンによる福音書』と解釈しています。 「勇者ヒンメルならそうした」は「主は言われた」と対応します。勇者ヒンメルは自らの死をもってフリーレンを、そして不完全な人間である私たちを救われました。フリーレンは、勇者…

今週の飛躍 (2)

クリスマス・パーティを開催した。ワインの試飲コーナーに普段は近づかない、というのは我が家ではワイン1本の消費が困難だからなんですけど、人数が多いとちゃんと飲めるので試飲コーナーをエンジョイできることがわかりました。 『名画を見る眼』を読んだ…

今週の飛躍 (1)

今年は飛躍の年です。といっても毎年飛躍しているようです。 妻に「来年は飛躍の年だから」と宣言したところ「毎年言ってるよね」とのことなので毎年飛躍し続けているみたいです。やったね— ぱろすけ (@parosky0) 2023年12月27日 ところが、どう飛躍している…

戦場のメリークリスマス

『君たちはどう生きるか』を観ました。この作品については、僕が何かを書く必要はないと思います。 ひとつだけ。いろいろな議論や考察を読んでもやっぱり、僕にとって今年一番インパクトがあった映画作品ということはなさそうです。じゃあそれは何かというと…

なぜ山に登るのか

なんでそこに山があるんだよ…。 でもね、せっかく山もあることだし、少しずつ登っていきたいじゃないですか。これは何かのために登るわけじゃあないんですね。 たとえば定年退職後にポーランド語を学んだって何かの役に立つわけでもない。学ぶことそのものが…

大谷選手はすごい

突然ですが、ロサンゼルス・エンゼルスに所属する大谷翔平選手をご存知でしょうか? 彼、すごいんですよね。 ホームランを打ってベンチに戻ってきたとき、僕はホームランを打ったことがないので本当のところはよくわからないですけど、おそらく「やったぜ」…

「文章を改善する」

文書管理ツール Notion に、エーアイを用いた様々な機能が導入されたことは大きな話題になりました。そのひとつが、文章をワンクリックで読みやすくする「文章を改善する」機能です。これを初めて使ってみたとき、僕は「あ、これ嫌いだな」と思ったんですよ…

何が好きかで自分を語れよ

って言われてもさ、それって実はけっこう難しいですよね。 何かを「好き・嫌い」「みんな好き・みんな嫌い」の2軸で分類しましょう。シャノンに従って情報量とはびっくり度であるとすると、「みんな好きで、自分も好き」というのは情報量が少ないです。たと…

ダブル・シンク

「罪と罰」を読み終えました。 けっこうおもしろいですね。キャラクターの魅力は「カラマーゾフの兄弟」と甲乙付けがたいところですが、お話の緊張感はこちらの方が上ですね。ドゥーニャとラズミーヒンが安定しているのも良いです。「カラマーゾフ」の主要登…

なんか書くぞ

12月は25日まで毎日ブログを書こうと思っていたんだけど今日は気付いたらあと8分しかなくてピンチ。 サッカーを見ました。うちはサッカー素人で、どれくらいサッカー素人かというと「PKだって。PKってみんなでジャンプするやつだよね」と話していたんですが…

ウィーン室内管弦楽団@武蔵野市民文化会館

行きました。 シューベルト: イタリア風序曲 ベートーヴェン: ヴァイオリン協奏曲 ベートーヴェン: 交響曲第7番『のだめ』 指揮と独奏はライナー・キュッヒルです。 ベートーヴェンの協奏曲なんですけど、ライナー・キュッヒルは72歳ということで、まあ、そ…

ワクチン4回目

ワクチン4回目を打ちました。ばっちり発熱でした。インフルエンザの夜と似ていますね。何か大きな問題を何とかして片付けなければならないという夢を連続して見るけれど、起きて冷静になってみればそもそも何が問題なのかが全然理解できないやつ。 データに…

再評価

突然ですが、これまではそれほど良く思っていなかったけれど実は意外と悪くないぞ、と思っているものを列挙していきます。 鮭。食材としての鮭です。魚としてはもっともベーシックな存在で、価格は控えめで登場頻度も高く、なんとなく格下の存在と思っていま…

すずめの戸締まり

見ました。映画の日で1000円だったから混むかなと思ったんですけど、新宿ピカデリーの最終回で席は1割も埋まっていないかなという感じでした。 結論だけ書くと not for me です。 ネタバレには配慮せず、見た人に向けて書きます。 まず、主張が曖昧というか…

罪と罰

最近「罪と罰」と「デスノート」を並行して読んでいます。まったく偶然なんですけど、これらってほとんど同じ話ですよね。どちらも、自分が正しいと信じて罪を犯すものの、正しさはすぐにどこかに行ってしまって「こいつは… 気付いているのか??」と駆け引き…

「人生うまくやろう」なんて利口ぶった考えをタローマンは許さない。

僕はね、話がつまらないんです。 『TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇』は岡本太郎の展覧会のプロモーション用に制作された映像作品であり、岡本太郎の作品や言葉を元にしたドラマが展開される。NHKが制作したものだが YouTube でも無料で見ることができる。 youtu…

東京日記

川上弘美の「東京日記 (1+2)」を読みました。小説ではなく、日記ブログを書籍化したようなものです。 川上弘美はけっこう好きな作家なんですけど、この「東京日記」はちょっと危ないかなと思っていたんですよね。東京生まれ東京育ちの人なので、東京人間の自…

技術大好き!

と思えないところが僕の大きな弱点のひとつなんじゃないか、と最近よく思っています。 価値を生むことへのスマートなアプローチは、解くべき問題を的確に探し出し、それを解く方法を的確に見定めて、そして解くことである、とよく言われています。「イシュー…

エヴァンゲリオンとしてのパリピ孔明

予め申し上げておきますと、パリピ孔明はエヴァンゲリオンではないです。 以前、「エヴァンゲリオンとしてのゆるキャン△」という記事を書きました。 parosky.hatenablog.com この記事では、ゆるキャン△の中心的なメッセージは個人の多様なあり方を受け入れる…

僕の知的生産術 (5) 自己プログラミング

自分自身のための知的生産の方法を確立する。そのために、まずは知的生産の基本的なテーマと技法を理解する。 そういう動機で「知的生産の技術」を読み返し、次いで「エンジニアの知的生産術」に取り掛かっているわけですが…。これはもっと早く気付いても良…

ルイ・ロルティのショパンの残り

ルイ・ロルティの弾くショパン集の第7巻がもうすぐ出るそうです。 この人はラヴェルの独奏曲が良いという評判を聞いて知ったのですが、他にショパンのエチュードやベートーヴェンのソナタも評判が良いようです。テクニックが安定していて音が綺麗なんですよ…

僕の知的生産術 (4) 「知的生産の技術」第6-11章

「知的生産の技術」の後半では読み書きを取り上げている。国民全員がプログラミングを学ぶ時代が来ると予言するなど1969年に出版されたとは思えない慧眼を見せつける本書だが、後半ではやや勢いが落ち、漢字はタイプライターで入力できないので日本語から漢…

僕の知的生産術 (3) 「知的生産の技術」第1,4,5章

知的生産すなわち「人間の知的活動が、なにかあたらしい情報の生産にむけられているような場合」について、前回の記事ではそのプロセスを4つに分解した。しかしこの分解にはまだあまり納得できておらず、もっとよい構造付けや表現がありそうだと疑っている。…