今週の飛躍 (2)
- クリスマス・パーティを開催した。ワインの試飲コーナーに普段は近づかない、というのは我が家ではワイン1本の消費が困難だからなんですけど、人数が多いとちゃんと飲めるので試飲コーナーをエンジョイできることがわかりました。
- 『名画を見る眼』を読んだ。「これが意味するのが(読者が想像もしないような何か)であるのは明らかである」という構文が散見されたりして著者と友達になれそうもないのは明らかなのですが、それはそうと良い勉強になったとは思います。
『名画を見る眼』でカンディンスキーは抽象画を音楽にたとえていたという話を読んで、ああなるほどねえと思う一方で、逆に音楽の抽象度の高さがあんまり許せなくなってきたな。運命がそのように扉を叩いたとしてじゃあその第2主題は何なんだよ
— ぱろすけ (@parosky0) 2024年1月12日- ピアノを習っていときに、バッハのシンフォニアか何かで「ここでの上行音型は天の国や神に近付きたいという気持ちを表している」と教えられて「そんなん言われないとわかんない、バッハ自身が予め明確にそう説明すべきだ」と思ったんですけど、抽象画もだいたいそういう感じであるという理解しました。
- じゃあモーツァルトのドソミソがどういう気持ちなのかとか未だに全然わからないですからね。
- 国立西洋美術館の『キュビスム展』に行った。けっこうおもしろいですね。ただ、理屈が先行しすぎていてコンテキストを共有している人たちだけの遊びって感じはしますよね。芸術ってそもそもそういうものなのかもしれないですけど…。
セザンヌの方法論ってデヴィッド・マーの計算論的視覚論とけっこう似てるよねというところで思い当たったんですけど、もしかしてカズオ・イシグロの『クララ』の視覚システムって計算論的視覚論の発展という意味でキュビスムと対応している?? いや、そこまで考えてはない気もするけど…
— ぱろすけ (@parosky0) 2024年1月10日- これは表しないと伝わりにくいですよね
- ボックス単位で処理するのは近未来モノにしてはローテク風ではないか、という違和感が元々あったんですけど、こう解釈すると自然になりそうです。ただまあ、著者が実際に意図しているのは GIST なり HOG なりの古典的特徴抽出の方なのかもしれないですけど…。
- 「シャガールのシガール」を実現するチャンスをあえて見送るってことあります? ちょっと信じられないんですけど…
【クイズ】国立西洋美術館で開催中の『キュビスム展 ― 美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ』の物販ではヨックモックの銘菓『シガール』の特装缶が販売されていますが、そのデザインに採用された画家はもちろん
— ぱろすけ (@parosky0) 2024年1月10日
- カレーを一人分作ることに成功。カレーは大鍋でつくるイメージがありましたが、具を少量にしてルーを1個だけ投入すると一人分できるんですね。
- 冷凍小籠包。家事問屋の蒸しかごを使うと手間を大幅に省けることがわかりました。
- 『推しの子』の第1話を見た。これ思っていたのと全然違いますね、YOASOBI の歌詞からは、才能のある激ヤバサイコパスに振り回される話で、激ヤバサイコパスと理解しつつも魅了されてしまうジレンマ、一方で激ヤバサイコパスの方では本当の自分自身を見失うことへの問題意識、そういうところが焦点になりそうですよね。